カザト株式会社

カザトのあゆみ

創業者の本野義盛が、現在の写真フィルムの前身にあたる写真乾板から銀を回収するという精錬事業によって、カザトの歴史の種をまいたのは大正4年(1914年)のこと。

100年の歳月の中で、主な事業内容(回収物)は、時計や写真フィルム、医療用X線フィルム、医療用器具など、時代の流れとともに変化し、また扱う貴金属も金、銀、白銀、パラジウムなど多岐にわたるようになりました。しかし、その主軸となっているのは、貴金属のリサイクル事業という一本の大きな木です。

情報化社会が進み医療が精密化する現代において、私たちの生活の上で貴金属はもはや切り離す事の出来ない大切な存在です。
カザトは、これからも貴金属を1gでも多くリサイクルし、将来へつなげていくという責任と使命感を持って歩んでまいります。

沿革/ History

1914年(大正3年)本野義盛が、東京都文京区に金銀、白金属の分析商、本野分析所を開業
1933年(昭和8年)風戸兼蔵が事業を継承し、東京都板橋区に風戸商店を開業。
貴金属の精錬分析、並びに貴金属の地金販売を行う
1957年(昭和32年)風戸商店を株式会社に改組し、株式会社風戸商店とする。
貴金属の加工製品の研究を開始。東京都北区赤羽に赤羽工場を設立
1967年(昭和42年)(株)風戸商店の研究所を独立させ、新日本化金研究所を設立。貴金属の特殊分野の研究を行う。
研究の結果、電子材料としての高温焼成用の銀ペーストの開発に成功し、以来、セラミックコンデンサー用、サーミスタ用、バリスタ用等の電子部品に使用する銀ペーストの製造、販売を開始。
1970年(昭和45年)埼玉県川越市に川越工場を設立
1988年(昭和63年)赤羽工場跡地を利用し、賃貸駐車場業務を開始
1990年(平成2年)埼玉県狭山市に狭山工場を設立。産業廃棄物の収集運搬業を開始
1992年(平成4年)社名をカザト株式会社へ変更
1993年(平成5年)医療廃棄物の収集運搬業を開始
1994年(平成6年)産業廃棄物の中間処理業を開始
1997年(平成9年)事業拡張の為、狭山工場を増設
2001年(平成13年)板橋工場跡地を利用し、本社事務所を建設(本社事務所を増設)
2006年(平成18年)青森営業所を開設
2008年(平成20年)浜松営業所を開設