現在、日本から産出される貴金属はごくわずかで、海外から多くの鉱石を輸入してそれを精錬しているのが現状です。
しかし、日本には、テレビ、携帯電話、パソコンなどの電子機器に使用されている電子部品から、色々な貴金属やレアメタルを抽出しております。これらは「都市鉱山」と呼ばれ、日本は、それらの量が非常に多いため、世界有数の「都市鉱山」を持つ資源国であるとも言われています。
しかし、その「都市鉱山」の活用も決して満足できる状態ではありません。当社が買取りをさせて頂くようになったお客様の中には、処理会社が貴金属に詳しくなかったり、貴金属の含有量が少ないということで、産業廃棄物として処理をしていたケースが多くございます。確かに、貴金属の含有率が低く、抽出のコストの方が高くなってしまう場合もございますが、技術も進歩しており、以前は難しかったものでも、現在では買取りが可能になっている物もございます。